2022年に公開された国産アニメ映画たぶん9割ぐらいみた

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-

地獄巡り。ダンテの神曲ネタの類。しんどかった。

舞台挨拶で下ネタおばさんだと思っていた田中真弓さんの清楚な振り袖姿が観れてよかった。

 

地球外少年少女

超大雑把にSF部分を認識すると紅殻のパンドラなんだけど、それはともかく作画がえっちだった。少年少女の冒険譚はえっちじゃなきゃ駄目なので正しいのである。

芝居的には伊瀬茉莉也さんが無双してる感のあった、それはそれとして和氣あず未さんはいつでも可憐。

 

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-

フーン、で終わるんだけど別につまらないわけではない。

 

鹿の王 ユナと約束の旅

高貴なる野蛮人ジャンル。

美術も演出もお話も素直に素晴らしかった。

 

グッバイ、ドン・グリーズ!

ファック田舎映画なので褒めるしかないんだけど少年の心が美しすぎるな……とはどうしてもなってしまうのであった。田舎の閉塞感で育った憎悪とリビドーが足りない、みたいな。

(個人的に好きでない)田村淳と指原莉乃の芝居が違和感がなく良かった。

フルーツバスケット -prelude-

映画になっても変わらずスーパー毒親大戦ヤンキーファンタジーをやっているのである。ヤンキーは正義、金持ちは性格最悪、という確固たる信念を貫くシリーズの映画もまたそうであった。

東リベの女性人気とか爆豪の女性人気とか最悪だよねーって感情で生きているので当然この映画も最悪だと思う。

堀江由衣の人身御供性を継承するのが石見舞菜香だ、というのは理解できる。

DEEMO サクラノオト

よくあるインナースペーストリップモノのお話自体は悪くなかったけどいかんせんCGアニメ特有のモーションが良くなさすぎる点がめちゃくちゃしんどかった。音楽はまあまあ。もっとめばちキャラデザを活かしてほしかったなあ。

舞台挨拶でイッセー尾形さんを拝見できてよかった。

あんさんぶるスターズ!! -Road to Show!!-

原作者脚本が酷かったというかアイドルアニメの劇場版でこんなに歌も踊りもやらないのファンは納得してるの?

田丸篤志氏は良かった。

ブルーサーマル

グライダーやってる部分は素直にめっちゃ面白かったけど、性格最悪メンズだらけの中に図太いチビのおもしれー女が入って、という部分はちょっと……。最終的に性格最悪メンズの中で一番マシそうなメンヘラとくっつく。それでええんか?

堀田真由さんは方言のおかげか声優初挑戦だけどわりと良かったと思う。

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021

ミリオタくんさあ、こんな旧共産圏丸出しの美術で現実っぽい兵器出しまくる必要あった?ウクライナの戦争がはじまった直後だったのでキツかった。

銀河英雄伝説 Die Neue These 激突

イゼルローンでアホがすり潰されているだけ

映画おしりたんてい シリアーティ

めっちゃよく出来ていたしみんな虚心坦懐な気持ちでみたほうがいいと思う。福山雅治も良かった。

永遠の831

ちょうつまんねー

映画オッドタクシー イン・ザ・ウッズ

小戸川さんは結局どうなったの?というTVシリーズファン向け映画。面白かった。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁

おいコナンの映画のくせに渋谷大爆破しないのはどういうことだよ有名巨大建造物を破壊しまくるのがコナンの映画のいいところだろ日和ってんじゃねえよクソが

クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝

ニンジャというよりヤバいカルトに子供が誘拐される映画と考えるとめっちゃしんどくなれる。面白かった。

劇場版Free!-the Final Stroke- 後編

おつかれさまでした。

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM

前編は2回観に行って2回とも寝てしまったけど後半はめちゃくちゃ面白かったので。

バブル

カバネリに引き続き純正正統派ロリコン映画。概念としての美少女への賛美歌。手を触れたら消えてしまうの。傑作。

広瀬アリス、超ド下手だったモンスト映画よりはマシになっていたけど下手クソだったしもう声優やらないでほしい。

 

映画 五等分の花嫁

完結編。本当に何もかもがめちゃくちゃ良かった。お話も演出も。ポリアモリーを完全に否定しない落とし所も良い。物販に女子小中学生が群がっていたのが何より良い。五等分の花嫁は少女漫画です。

特  刀剣乱舞-花丸-

ノットフォーミーとしか言えない。キャラに思い入れがないため何が面白いのかさっぱりわからない。

犬王

いろいろ文句言われていたけど、ロック自体が世界の潮流ではわりとオワコン気味なのでオワコンであるロックがかつてムーブメントを起こし滅んだもの、と位置づけられて描かれるのは正しい。まあ私は良い音楽が爆音でガンガンかかってりゃそれだけでたいていの音楽映画は満足してしまうので楽しかった。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

核攻撃で文明が滅びなくてよかったね、となるにはORIGINでみせられたコロニー落としの被害のヤバさが脳裏にチラついて。

劇場版 異世界かるてっと~あなざーわーるど~

正直ダルかった。

舞台挨拶のために千葉まで行った。遠かった。

劇場版 からかい上手の高木さん

どうやったって西片が好きになれないのでエモい映画なんだけど西片胡散くせえという感情に負けてしまうので……。めっちゃ小豆島アピール強くなっていてTVシリーズこんなんじゃなかったよね?みたいになった。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー

ピッコロさん大活躍で良かった。

神谷宮野の好演が光る。

怪盗クイーンはサーカスがお好き

変な映画だった……。

劇場版IDOL舞SHOW

女子中学生の愛が重すぎるストイック眼鏡女子のかなり一方通行な感情だけを見せつけられるセルシェーディングCGI百合アニメ。モーションがひどく、劇中のダンスよりもアニメが終わったあとに上映される実写ライブ上映の声優さんのダンスの方がキレッキレすぎてTwitter上で観に行った人がみんなそっちの話しかしていなくて面白かった。

映画ゆるキャン△

そもそもゆるキャン△ってみんなで一緒になにかをしようって作品じゃないことをTVシリーズの段階でアニメスタッフが理解していなくて本当に酷かったんだけど、とうとうみんなで一緒に何かやろうみたいな映画を作ってしまった。最悪。monoを読めばどれだけ原作がレイアウトや広角カメラを使ったカットに思い入れがあるのかわかると思うんですが劇場版でも相変わらずやってない、原作であれだけ挿入される長距離を移動するシーンもTVシリーズに引き続き全然やらない、離れていてお互いに別のことをしているからこそ映えるLINEみたいなチャットクライアントでの会話も同じ目標で同じところにいるなら別にいらないじゃんというのも理解していない。

なんか画面中央よりちょっと横にキャラクターがいるバストアップのカットが多すぎてお前ゆるキャン△ってどういう漫画だと思ってんの?感が原作の映像作品っぽいレイアウトを尽く改悪してこれで金発生すんの?原作の切り貼りした方がマシでは?って感じTVシリーズよりさらに演出がひどくなっていた。やかましすぎたTVシリーズの劇伴の挿入はさすがに減っていたという点しか褒めるところがない。個人的今年ワースト。

映画バクテン!!

大傑作。演出脚本役者の芝居、素直に何もかもが素晴らしかった。CGIの競技パートもすごく良い。もっと多くの人に観てほしい。TVシリーズより格段に面白いけどこれがTVシリーズの完結編であるところがネック。みんなみましょう。

TVシリーズからあやねる最高だったけど今回も最高だった。りんねちゃんロスなので。

 

おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~

ドラッグ映画。別に面白くはない。

映画ざんねんないきもの事典

金払って紙兎ロペなんかみたくねーんだよクソが金返せ。はちあわせの森の釘宮さんは良かったです。

劇場版アイカツプラネット

手形でつくる花、気持ち悪いという感覚が先行してしまって……

アイカツ!10th SORY ~未来へのSTARWAY~

TVシリーズフォーマットでめっちゃエモい話をやっていて良かった。次の映画へ。ところで劇場版アイカツフレンズは?

劇場版Gのレコンギスタ

うおお戦闘のコンテ演出作画すげえ!Gレコのわかりにくさ、衣装デザイン(MS含む)とこいつは今この勢力のやつ、というのが直感的に理解できず脳に負荷がかかるところだと思っている。

ONE PIECE FILM RED

幻想再帰のアリュージョニストとかでみたやつ

劇場版ツルネ-はじまりの一射-

音響がめちゃくちゃ凄かった。いい音響の劇場で観ないと駄目な映画だったので丸の内ピカデリーに行って2度目を観た。

劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ

映像はともかく曲がとにかくこれでもかというほどダサかった(観る前から知ってる)。

夏へのトンネル、さよならの出口

イカす美少女が恋愛によって死ぬほどしょーもない女になってしまう映画。前半だけで終わっていたら大傑作。清水マリコリスペクトしてそうな話。

 

雨を告げる漂流団地

小学生廃団地映画1。とにかく小学生への愛を感じる傑作。冒険物語はこうじゃなきゃ!ってなる。メイドインアビスにせよこれにせよ子供にしかできない冒険があり、冒険に大人が介入するとサクガンみたいな超絶しょーもない作品になります。

水瀬いのりさんがめっちゃ良かった。”パパと遊園地に行くのが大好き”。花澤さんもちょうかわいかった。

映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢見る♡お子さまランチ!

デパプリ世界、闇が深すぎるけどプリキュア程度にはどうにもならないのでTVシリーズで描かれないのでは?みたいな気持ちになった。

銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀

ひたすら代わり映えしない美術のせいでドンパチせず政治してるだけなの超退屈なんだよなー!みたいな気持ちになる。

四畳半タイムマシン・ブルース

なんというかこういう感じのものが出てくるだろうなと思ったものがそのまま出てくる期待外れではないがそれ以上でもないという映画。

君を愛したひとりの僕へ

前髪ぱっつん黒髪ロンスト白ワンピ概念ヒロイン、子供のころから育っても絶対に同じ格好をし続けているので笑ってしまった。FATEツインテ女かよ。

僕が愛したすべての君へ

性格最高の美少女が恋愛とともに死ぬほどつまんねー女になってしまう映画今年度二本目。メガネヒロインがとにかく良い。

 

二本をどっちからみるかによって結末が変わる、みたいなこと言ってたけど別にそんなに印象変わらないです。SFギミックも別にどうでもよかった。

私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ

おねロリアニメなのに日本のアニメ史上最高の壮年百合映画になってしまっていてすごい。花ちゃんのおばあちゃんの服装とか年齢感にリアリティがあってすごい。今年ベストクラスの大傑作だしできれば女性のオタクに観てほしいしサンリオとコラボしたりしてたのもそういうことなんだろうけど悲しいことに客がおっさんばっかだった。正月TVシリーズの舞台になった多摩センターでやるからみてないひとは是非みてほしい。

ぼくらのよあけ

小学生団地映画2。個人的には漂流団地の方が小学生愛が溢れていて好き。

スーパー悠木碧映画。他のげーのーじんキャストのアニメ映画での好演が目立つ中、杉咲花は正直あんまり良くなかった。

劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ

ナナチ丸出しの井澤詩織キャラ出したり遺物がどうだとか言い出したりなんでメイドインアビスのパロディやってんのこのクソ映画。TVシリーズでてた時はこんなナナチ丸出しじゃなかったという話だし。

ガディガルズ

でぃーきー監督個人制作アニメ映画。ジャギーとかモアレとか気になるけど内容自体はストーリー演出共にすごく面白かった。主題歌もめっちゃかっこいいよ!

二ノ宮ゆいさんの存在感がすごい。ゆかりんも良かった。舞台挨拶は大橋彩香さんの回に行った。

 

 

すずめの戸締まり

前作が面白かったのはたまたまだったのか?ふつうに面白くなかった。フォッサマグナを龍脈扱いして龍脈を活性化させることで日本を物理的に分断する計画をしている悪の陰陽師を倒すのだ!みたいな奴の変奏だけど普通に脚本の出来が悪い。龍を蚯蚓に零落させているのはなんか監督にはオタク的理由がありそうだけどどうでもよすぎる。客からは見えてないけど椅子からはパンツが見えているカットとか座られるところとか、新海誠の才能はエロコメにあるし劇場版あやかしトライアングルの監督をやらせるべき。多分元ネタの東京魔人學園剣風帖龍龍をみんな観ましょう。

 

 

 

劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

清く正しいTVシリーズの劇場版。映画って感じじゃなくちょっとリッチになってます感がとてもよかった。富田美憂映画。

THE FIRST SLAM DUNK

間違いなく今年ベストどころか日本アニメ史上最高のスポーツアニメの一つである。

アニメと漫画の違いは何か?時間が流れていることである。当然スポーツの試合においてはタイマーが存在する以上時間との戦いだってあるわけで、やれ名場面が削られただのクソだのとネガってる低知能どもは競技者の体感している時間をそのまま映画の観客が体感できる映画というのがどれほど凄いことかまったく理解していない。映画という時間のあるメディアに合わせて削ぎ落とされた無駄と考えるべきである。スラムダンクという作品はまずバスケットボールは面白いんだ、という価値観がすべての基準であり、だから原作はバスケットボールはお好きですか、から物語がはじまり大好きです、今度は嘘じゃないっす、で終わるわけなんだけど。文句があるやつはまずボールを触ってこい。

島袋美由利さんの声変わり前のリョータ久野美咲さんの妹が本当に素晴らしい。あの忌まわしき旧TVシリーズ青二丸投げで明らかにミスキャストだらけよりメインキャストも圧倒的に合っている。特に花道の木村昴さんは他にいないよねってレベルだった。

映画かいけつゾロリ ラララ♪スター誕生

ぼっちでコミュ障気味のストリートミュージシャンゾロリ先生と偶然出会いスターダムにのし上がるんだぜ!ロックじゃなくてフォークっぽいけど!めっちゃ面白かったしゾロリガチ恋勢以外のオタクも積極的に観るべき音楽劇。

イシシノシシのラップも良く、声優ラップオタクはとりあえず抑えておくべき。

指先から宇宙まで 短編アニメーションの世界

しまじろうのワオでみたことある気持ち悪い絵柄の人のやつ以外は陳腐でつまらなかった

かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない

畠山守監督がヒット作を出したことが何よりまずうれしい。シン・エヴァンゲリオンの驚異的しょーもなさと、こっちの普通の恋愛がしたいという清く正しく美しい俗っぽさと対比したときにこっちの方がシン・エヴァンゲリオンでいいじゃん、みたいな気持ちになった。大傑作。

舞台挨拶で芝居うますぎ声優の小原好美さんを中心に、キャスト陣が古賀葵は天才という話をしていたし実際すごい芝居だった。

かがみの孤城

どう考えてもクソ映画なんだけど、みんなバースデーワンダーランドがひどすぎて甘くなってない?あらゆるファンタジー要素ミステリ要素が噛み合ってないどころかなんとなくそれっぽいシチュエーション並べてるだけで支離滅裂だよ?公立中学のクソっぷりだけは念入りに描かれていてそこは良かった。吊り目メガネロリに心の底からイヤそうな目で見られることに性的興奮をおぼえる人だけにはオススメ、していいのか? 

高山みなみに唐突にのコナンの有名台詞言わせるカット、それ必要あった?

放課後のプレアデスのオマージュっぽいネタがゴロゴロ入っているけど有機的に機能していない。全人類放課後のプレアデスを観ろ。