HELLO WORLD感想
性格が悪い映画。
都合のいいヒロインが死んじゃうから助けるんだというフェミニズムから批判される事を前提にしたオトコノコにとって気持ちいい話をラスト数秒でコケにする話。エンドロールが終わるまで全てが茶番。
無論そういう悪意を読み取らない層でも観れる映画にはなっている、が、シナリオも映像もあえてやってるだろと言いたくなるヤツ。監督の他の作品にAvalonでガラスの花と壊す世界でゼーガペイン、京都で鴨川デルタで宇治で堀口悠紀子絵でという既視感だらけのこの映画、あらゆる既視感がマーケティングの類に基づいて描かれていることがわかるようになっていて堀口悠紀子さんをこんな悪趣味に巻き込むなよという気分になったが穿ち過ぎか。
私はこの映画を多分二度は見ないしガラスの花と壊す世界は何度でも観るよ。
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